Sleeperのブログ

ネットの奥深くに眠るブログ。。。

食が細い

私は食が細い。これは昔からのことで、今更変えることは出来ない。なぜ食が細いのか。自分なりに考えてみると、3つの理由がある。1つは歯の噛み合わせが悪いために咀嚼が苦手であること。2つ目は嚥下が苦手であること。これについてはなぜ苦手かは分からない。食欲があるときは簡単に飲み込めるのだが、食欲が無くなると途端に飲み込めなくなる。わがままな喉を持っていると思うかもしれないが、そもそも食事とはわがままなものであろう。なぜなら自分の欲を満たすための行為であるからだ。給食指導や完食主義が、食事を残すことへの罪悪感を与えていると思うが、それほど食事とは神聖なものなのだろうか。もちろん簡単に食事を残すことは良くないが、過剰に完食主義であるのも良くないと思う。現に私は「人から出されたものは食べ切らないと」という思いがあり、ストレスを感じて全然食事を楽しめないため、外食が嫌いである。

ここまで読んで薄々気づいているかもしれない。3つ目の理由は食欲が全然無いということである。食事が始まる時点で空腹であるパターンは少ない。むしろ始まる前から「もう食べられないかも」の状態のときの方が多い。でも食事の時間は来る。せっかく作ってもらっているのだから私も厚意に応えて食べる。最初は美味しく食べられても、途中からは作業。最後まで美味しく食べられることは稀である。

 

私は考えすぎな気がする。もっと本能的に食事は楽しめるはずだ。

だが、私は本能というか自律神経で制御されているものを疑ってしまうのだ。自分の身体を全く信用していない。食事に限らず、睡眠だってそうだ。寝ようとしすぎて、入眠の過程に意識が混じり、意識が遠のくことを意識してしまって怖くなって起きるという、文面ではさっぱり意味の分からない所業を毎日やっていた時期もある。

本能に動かされることが怖い。自分が自由に出来ないことが怖い。しかし生物である限り、それを受け入れなければならない。それが運命というものであろう。

 

やはり考えすぎである。