2011年3月11日。
午後2時46分。
曇天、だけど春っぽい、そんな日だった。
私は丁度、幼稚園の卒園式の日だった。
その後の謝恩会の最中に、地震は起こった。
世界が終わるかのような長い揺れに襲われた。
あのときの光景は、今も脳裏に焼きついている。
私の地域は停電した。
家に帰ってラジオをつけると、様々な情報が入ってきた。
津波の高さは10メートルに達したらしい。
気仙沼という所が火の海になっているらしい。
信じられないような情報が耳から入ってくる。
余震が続く夜を乗り越えた。
電気は1日で復旧した。
悲惨な光景を目の当たりにしたは、それからのことだった。
津波が本当に街を飲み込んでしまった。
夜の気仙沼の映像では、辺り一面が火の海になってしまった。
死者、行方不明者数は、とうに想像の範疇を超えて、数字ばかりが増えていく。
あの日。
忘れない。
忘れてはいけない。
今の私ぐらいの年代が、東日本大震災を生で感じた最年少の年代だと思います。
段々記憶は薄れていくもの。
この災害、教訓をこれからも語り継いでいくことが大切ですね。
それでは、また暇なときに。
ルッコラでした。